12月29日

なんかあんまりよくない一日だったかも。

朝起きる。たしか、11時くらい。

最近7時に1回アラームがなって、暖房をつけてまた寝ている。そんで起きる。

 

ボーッと過ごす。とりあえず、流し台にある洗い物から目を背けて、牛乳をチンしてミロを入れる。昨日たべっ子水族館を買ったので朝ごはんにたべる。とりあえず何でも朝に口にいれることがえらい。もう既に朝ではないけれど。

 

とりあえず鍋をとりだし、水とめんつゆ、醤油、砂糖、みりん、酒を適当に入れる。ぐつぐつ沸いたら、長ねぎとかまぼこを入れる。本当はいわしのつみれを入れたいけど売ってなかったし、つみれは高い。

適当に煮込んだらお雑煮の汁ができる。私の家はこれを年末年始にたべる。そばの汁にもできる。そばにはほうれん草をいれるけど、ドカッとでかい天ぷらをのせるのがすき。

煮込みながら洗い物を片した。大根が安いので、たくあんをつける。それからごはん用に大根餅をつくった。

ゆっくりたべる。

 

気がついたら、もう7時になってた。

 

こういう時に物寂しさを感じる。ああ、一人かとしみじみ感じる。年末は特にそう。クラスの中で、ポツンと、机と椅子の冷たさが体を刺す、遠くで聞こえるクラスの人の笑い声は温かいけれど、私のいるところは寒い。この物寂しさをどうにかやり過ごすこと、もう何年にもなるけど、全く慣れない。毎年しっかり寂しい。この物寂しさは、誰かがいないとか、そういうことじゃなくて、今年も終わってしまうこと、なにかが変わったわけではないと、相変わらずなこと、それらに対する新鮮な絶望なんだろうなと思う。なんとも暗澹としたものだ。

過ごす人が現れたとしても、寂しいままなんだろうな。

 

家にある作り置きを食べながら、窓を開けて、大きな声で笑ってみた。

別になんにも変わんなかった。

そこに私がいるだけだった。